悲しい海の事故
レースが終わり、全速力で港に帰りました。
今にも本降りの雨になりそう。
レース運営は雨がひどくなる前にコース短縮してくれたものと推測しました。
「もう少し走らせてくれていたら、もしかして・・・?」
という思いも若干ありましたが、びしょ濡れになるより良かったか。
急いで片付けをして、佐伯レースの名物になった三国ラーメンをいただく。
今年の佐伯はアフターパーティーを開催するそうです。
九州北部や西部では災害級の大雨になっていて、気になるのは天気のことばかり。
パーティーに出席せず、レースが終わってすぐに宇和島に回航したほうが良かったかなぁ?
考えても時すでに遅しです。
夕方からレースの表彰式兼アフターパーティー。
ステーキ食べ放題の豪華な料理でした。
レースの成績は2着2位。
予想どおりの結果です。
反省点は多くありますが後悔しても仕方ない。
次回のレースは頑張りましょう。
一夜明けて、宇和島向け回航。
「ホワイトホーク」が出港する5分ほど前に「デイジー2」が佐伯港を出て行きました。
佐伯セイリングクラブの泊地である風無港にシフトしお盆休みに大分まで回航するようです。
我々は豊後水道を横断して母港の宇和島に帰ります。
あいにくの雨で、豊後水道は2mぐらいのうねりが入っています。
風は南西が10m/sぐらい吹いてそう。
佐伯湾を抜けるまでに鶴見崎まで南下し、波風が強くなってから水の子灯台を向けます。
厳しければさらに日振島の北側へ向首する予定でしたが、それほど海況は悪くなく、視界も開けていて最短コースで無事に帰港することができました。
その2日後、気になるニュースが飛び込みました。
保戸島沖でヨットとガット船が衝突!
嫌な予感がし、佐伯セイリングクラブに「まさか、佐伯レースの参加艇じゃないよね?」と問い合わせました。
回答は「残念ながら・・・」
ショックでした。
事故の状況が明らかになってくるとともにネットニュース等に書き込まれる無責任なコメントに憤りを感じました。
Y先生は人の命を預かる超多忙な仕事にもかかわらず、ヨットにも情熱を注がれた尊敬すべきセイラーでした。
各地のヨットレースでご一緒する機会も多くありましたが、いつ休んでいつ寝てるの?と思うぐらい精力的でタフな方でした。
故人のご冥福を心よりお祈りします。
この事故を教訓に海上安全の重要性を今一度再認識しなければならないことを強く感じます。
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