ぶっ飛び回航
マリンピアむさしのヨットレースが終わって船を置いて帰ってました。
レース後は強い寒気が流れ込み海上は時化る予報でした。
レース前後1週間は無料で係留できるとのことでしたので、次の週末に回航すればいいや・・・、と安易に考えていました。
今は1週間先の気象予報が簡単に分かる時代。
週末はさらにヤバいね。
気分がモヤモヤして仕事が手に付きません。
「明日、仕事休みまーす!!」
急遽有休を取得し、仕事が終わってそのまま別府行きフェリーに乗船しました。
夜遅く別府に到着し、軽く食事をしてビールを一杯飲んで駅前の安いホテルで就寝。
翌朝空港行きバスに乗り大分空港へ移動し、そこから歩いてマリーナへ。
出港準備を整え、マリーナスタッフに挨拶をして離桟したのは良いけれど、強風にあおられ舵が利かず危うく船をぶつけそうになるところでした。
わざわざ有休を取ってやって来たものの、決して条件が良いわけではありません。
寒気が残り、北からの強い風が吹いています。
最悪なのは速吸瀬戸の潮流が北流で、最強流時に通過しなければならないこと。
風と潮流が真反対なのでいやらしい騒波が発生します。
良いことといえば、天気が良いのと追い風であること。
トライスル1枚揚げて機帆走で波に乗ります。
プレーニングしながらスピードメーターは7~8ノットを表示していますが、潮に押し戻されて対地速力はそこまで出ていません。
佐田岬を越えるまでが難関です。
悪い波に翻弄されながらも無事に佐田岬を通過し、お昼ご飯。
風は収まりませんが、宇和海に入るとホッとします。
やっと強い風が収まってきたのは、ホームポートに到着する直前でした。
計画より約30分遅延したものの、無事に帰港出来て良かった。
これで今回のレース遠征は終了。
豊後水道を往復するだけでもたいへんです。
自然相手なので計画どおりには事が進まないこともしばしば。
いつまでこんなことをやっていられるのか分かりませんが、とりあえず今シーズンも1回勝てたことでハッピーエンド。
この記事へのコメント
マリンピアムサシのクレーンは僕の船でもあげられるらしく、クルージングかねて整備に行かれるオーナーもいるようです。
どうぞ、お気をつけて。
シングルハンドの航海は神経を使います。
途中でプロペラにロープを巻いたらどうしよう?とか、エンジンが止まったらどうしよう?とか心配になるので、航海中は必死でワッチするし、機関整備も人任せにはできません。
気象条件の良い日を選んで航海すれば不安もないのでしょうが、仕事をしているとそういう訳にもいきません。
先日、別府で追悼式があり、ヨットでの献花に参加することも考えていましたが、自艇の安全のことを考え、参加せずに帰って来ました。
山本先生のご冥福を改めてお祈り申し上げます。